AUTOCAD互換(QCAD編) 直線描画コマンドを見ていく。(水平線)002

QCADもAUTOCAD互換ですので、描写コマンドは共通です。

コマンドアイコンは(無料制限版)下記のコマンドがあります。

今回は、「直線」の一本を引く作図をやってみましょう。

線を書くコマンドで

  • フリー(自由に描く)タイプ
  • 線の水平・垂直・角度を決定し、基準点からの距離を指定して描くタイプ

この2種があります。ここでは、フリーで描く直線コマンドはいったん無視して水平・垂直・または角度と距離を指定して描くコマンドを使います。

水平直線

コマンド: linemenu ラインメニューから「linehorizontal」アイコンを選択します。

選択後に画面(ウィンドウ画面が変化)がこのように変わります。

「linehorizontal」アイコン

選択すると、L 長さ と R 基準点を指定します。

基準点 1:開始 2:中央 3:終端

〇 R 基準点「開始」の場合

〇 R 基準点「中央」の場合

〇 R 基準点「終端」の場合

この3つの基準点があることで、作図のスピードが速くなります。CADは「基準からどのような線を引く」という思考で描いていきます。

この「開始」「中央」「終端」は基準からどのように線(指定した長さで)を描くことに集中できます。

指定した100mmの長さで描き、寸法線をいれてみました。001で紹介した「寸法線の初期設定」をおこなっていますのですっきりした寸法数字で描けました。

  • 水平線 (基本編はこのページ)
  • 垂直線
  • 角度指定で描く線
  • 平行線
  • 通過点指定平行線
  • 円接線
  • 相対角度線
  • 直交線
  • フリーハンド線

QCADはAUTOCADの正確さとJW-CADの書きやすさを合体させたようなCADで、DXFファイルが作成できる点が最大のメリットです。

有料版はもっと便利になります。またRootCADという日本製のAUTOCAD互換も改めてご紹介してきたいと思います。

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